「実家の片付け見積もり、120万円!?嘘でしょ?」
こう思っているあなたへ。
結論から言うと、この金額は「ボッタクリ」の可能性もあれば、「適正価格」の可能性もあります。 
業界の内側を知る私だからこそ言えますが、判断基準となる「費用の内訳」を知らないと:
- 悪徳業者にカモにされる
- 逆に安すぎる業者を選んで、不法投棄されるリスクがある
- 適正価格でも、無駄に高いお金を払うことになる
今日は、見積もりのカラクリと、合法的に費用を半額にする裏ワザをすべてお伝えします。
📌 この記事で分かること
- 100万円の見積もりの「本当の内訳」
- 費用を安くできる項目・できない項目
- 業者を呼ぶ前にやるべき「荷物削減」の具体策
なぜ100万円もかかる?見積もりの「内訳」を完全分解
「ゴミを捨てるだけで100万円なんて、ボッタクリに決まってる!」
そう思う気持ちは分かります。
でも、実は4LDKで荷物が多ければ、適正価格でも100万円を超えるんです。
なぜか?
それを、実際の見積もりシミュレーションで説明します。
【シミュレーション】4LDK・荷物多め・2階建ての場合
| 項目 | 詳細 | 金額 |
|---|---|---|
| ① 人件費 | 作業員4名 × 1.5万円/日 × 2日 | 12万円 |
| ② 車両費 | 2トントラック × 3.5万円 × 4台 | 14万円 |
| ③ 廃棄物処理費 | 産業廃棄物 8立米 × 6万円/㎥ | 48万円 |
| ④ オプション費用 | 家電リサイクル、エアコン取り外し、養生費など | 8万円 |
| 合計 | 82万円 | |
これに、会社の利益(10〜20%)を加えると、90万円〜100万円になります。
「え、でも家庭のゴミならタダで捨てられるのに…」
そう思いましたか?
ここが、最大のポイントです。
③廃棄物処理費が高額な理由:「産業廃棄物」の仕組み
日本の法律では、業者が運ぶゴミは「産業廃棄物」扱いになります。
あなた自身が運べば「一般廃棄物(自治体が無料〜格安で回収)」ですが、業者が運ぶと「産業廃棄物(民間の処分場で高額処理)」に変わるんです。
産業廃棄物処理の単価:
- 木くず(家具):5万円〜7万円/立米
- 廃プラスチック:6万円〜8万円/立米
- 混合廃棄物(仕分けなし):6万円〜10万円/立米
4LDKで40年分の荷物が詰まっていると、8〜10立米になります。
計算すると:
8立米 × 6万円/㎥ = 48万円
これが、費用の半分を占める理由です。
親が40年溜め込んだ荷物を、人の手で仕分けて業者が捨てると、これくらいかかるのが現実
つまり、100万円の見積もりは、必ずしもボッタクリではありません。
でも、だからといって「仕方ない」と諦める必要もありません。
なぜなら、費用を削減できる項目があるからです。
費用を安くするカギは「③廃棄物処理費」の削減
見積もりの4項目の中で、どこを削ればいいのか?
結論から言うと、削ってはいけない項目と、削るべき項目があります。
削ってはいけない項目
① 人件費
「もっと少ない人数でやってよ」と値切ると、作業が雑になったり、時間がかかったりします。
最悪の場合、作業員が怪我をしたり、家を傷つけられたりするリスクがあります。
② 車両費
トラックの台数を減らすと、何度も往復することになり、結局時間がかかります。
また、「安いトラックを使う」=「不法投棄のリスク」とも言えます。
唯一、正当に削れるのが「③廃棄物処理費(ゴミの量)」
ここが、最も重要なポイントです。
廃棄物処理費は、「立米(㎥)」という体積で計算されます。
つまり、ゴミの量を減らせば、費用も減るんです。
具体例:
- トラック4台分(8立米)→ 48万円
- トラック2台分(4立米)→ 24万円
差額:24万円の節約!
「でも、どうやってゴミを減らすの?」
それが、次の「分離発注」です。
プロが教える「分離発注」で30万円浮かす手順
業界の裏側を知る私が、最も効果的な方法をお伝えします。
それが、「分離発注」です。
つまり、「売る」「自分で捨てる」「業者に依頼する」を分けて考える、ということです。
Step 1: 【最優先】買取業者(バイセル)を入れる
まず、片付け業者を呼ぶ「前」に、買取業者を呼びます。
なぜなら、業者に「処分(有料)」させるものを、バイセルに「買取(プラス)」してもらえるからです。
買取対象になるもの:
- 着物・帯
- 食器・贈答品(箱入りタオルなど)
- 貴金属・アクセサリー
- お酒(ウイスキー、ブランデーなど)
- カメラ・オーディオ
- 切手・古銭
- 骨董品・美術品
これらが家から無くなるだけで、トラック1台分減ります。
しかも、現金が手に入ります。
実例:
「バイセルで、着物20枚、食器セット、父のカメラを査定してもらったら、35万円になりました。この現金を片付け費用に充てられたので、実質的な負担が大幅に減りました」(60代女性)
Step 2: 自分たちで「資源ごみ」を出す
次に、自分で捨てられるものは、自治体のゴミ回収を活用します。
自分で捨てられるもの:
- 衣類、布団、カーテン(可燃ゴミ)
- 本、雑誌、ダンボール(古紙回収)
- 食器、小型の金属製品(不燃ゴミ)
これらを週末にクリーンセンターへ持ち込むだけで、処分費数万円〜10万円の節約になります。
「でも、遠方に住んでいて、何度も通えない…」
そんな場合は、無理する必要はありません。
できる範囲でやればいいのです。
Step 3: 最後に片付け業者へ見積もり
最後に、残った「本当に価値のないゴミ」だけを、片付け業者に依頼します。
この時点で、荷物の量は当初の半分以下になっているはずです。
荷物が減った状態で見せれば、当然見積もりは安くなります。
具体例で比較:
❌ 何もせずに業者に依頼:
- 廃棄物処理費:8立米 × 6万円 = 48万円
- その他費用:34万円
- 合計:82万円
✅ 分離発注した場合:
- 買取収入(バイセル):+35万円
- 自分で処分:ゴミ袋代8,000円
- 廃棄物処理費:4立米 × 6万円 = 24万円
- その他費用:24万円(作業員・トラックも減)
- 合計:48万円
- 買取収入を引くと、実質:13万円
差額:69万円の節約!
実家じまいで「ゴミ」だと思ったら「お宝」だった物リスト

「うちには、そんな価値のあるものなんてないよ」
ほとんどの方がそう言います。
でも、実際に査定してみると、「処分費を払うはずが、逆にお金になった」という事例がたくさんあります。
埃まみれの贈答品(箱入りタオル・食器)
押し入れの奥に、何年も放置されていた木箱入りのタオルや食器。
「古いし、埃まみれだし、捨てるしかない」と思っていたら…
今治タオルのセット:8,000円 ウェッジウッドの食器セット:15,000円
こんなふうに、値段がつくことがあります。
サイドボードの奥のウイスキー
居間のサイドボードの中に、何十年も眠っていたウイスキーやブランデー。
「古いお酒なんて、飲めないでしょ」と思っていたら…
山崎12年(未開封):30,000円 レミーマルタンXO:25,000円
古ければ古いほど、高く売れることがあります。
祖母の鏡台に入っていたアクセサリー
「安物のアクセサリーばかりだし、デザインも古い」と思っていたら…
切れたネックレス(K18):12,000円 片方だけのピアス(Pt900):8,000円
金・プラチナは、デザインや状態に関係なく、「重さ」で値段が決まります。
昔のオーディオ機器
「古くて壊れてるし、誰も使わないでしょ」と思っていたら…
真空管アンプ(動作不明):35,000円 ビンテージスピーカー:50,000円
オーディオマニアやコレクターは、古い機器を探しています。
バイセルならこれらをまとめて査定できるメリット
バイセルは総合買取業者なので、以下のジャンルを一度に査定してもらえます:
- 着物・帯
- 貴金属・ブランド品
- 骨董品・美術品
- お酒
- カメラ・オーディオ
- 切手・古銭
- 食器・贈答品
専門店に分けて依頼する必要がないので、時間と手間が大幅に節約できます。
良い業者・悪い業者の見分け方(見積書チェック)
最後に、片付け業者を選ぶ際の注意点をお伝えします。
危険なサイン
❌ 「一式 100万円」としか書かれていない(内訳がない)
内訳がない見積書は、要注意です。
後から追加料金を請求されたり、何にお金がかかっているのか分からなかったりします。
❌ 口頭での説明だけ(書面がない)
「だいたいこれくらい」という曖昧な説明だけで、見積書を出さない業者は危険です。
❌ 即決を迫る
「今日決めてくれたら値引きします」と焦らせる業者は、避けましょう。
安心なサイン
✅ 「人件費」「処分費(㎥単価)」が分かれている
内訳が明確な見積書は、信頼できます。
特に、廃棄物処理費が「㎥単価」で書かれていれば、適正価格である可能性が高いです。
✅ 会社の所在地、電話番号、担当者名が明記されている
トラブル時に連絡が取れる体制があるかどうかは、重要です。
✅ クーリングオフ制度がある
8日以内なら無条件で契約解除できる制度があれば、安心です。
それでも高いと感じるなら、相見積もりを
見積もりは、必ず3社以上から取りましょう。
同じ条件でも、業者によって10万円〜30万円の差が出ることがあります。
ただし、「安すぎる」業者も要注意です。
不法投棄や、作業の質の低さにつながることがあります。
まとめ:100万円の見積もりを見て諦めるのは早いです
実家じまいの業者費用は、確かに高額です。
でも、「高いから無理」と諦める前に、やれることがあります。
今日お伝えした内容をまとめます:
- 100万円の見積もりの内訳を理解する 人件費、車両費、廃棄物処理費、オプション費用。これらを知れば、ボッタクリかどうか判断できる。
- 費用を削減できるのは「③廃棄物処理費(ゴミの量)」 人件費や車両費を値切るのではなく、ゴミの量を減らすことが正攻法。
- 「分離発注」で30万円〜70万円の節約が可能 ① 買取業者で有価物を現金化 ② 自分で捨てられるものは自治体のゴミ回収 ③ 残った「純粋なゴミ」だけを片付け業者に依頼
- バイセルで「ゴミ」が「お金」に変わる 埃まみれの贈答品、古いお酒、壊れたアクセサリー…意外なものが売れる。
- 見積書の内訳をチェックして、良い業者を選ぶ 「一式〇〇万円」ではなく、項目別に分かれた見積書を出す業者を選ぶ。
100万円の見積もりを見て諦めるのは、まだ早いです。
まずは「荷物を減らす(売る)」ことから始めましょう。
順番を変えるだけで、結果は大きく変わります。
今日が、あなたの実家じまいの第一歩になれば幸いです。
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